イギリスの夏は基本的に短いです。
夏季、公園や住宅街に「アイスクリームヴァン」が来て、アイスを販売します。
「アイスクリームヴァン」や公園の売店、スーパーマーケットで買える、定番のアイスをご紹介します。

目次
1 「99」
日本でいう、ソフトクリームは「99」と呼ばれています。

「99」という名前の起源には、いくつかの説があります。
1-1 アイスに添えられるチョコレートの名前が99
99は、棒状のチョコレートがさされた状態で提供されます。

このチョコは、イギリスで広く流通している「キャドバリー」のチョコ「99」です。
このチョコは日本の「ルマンド」ぽい味なんじゃないか?と思って食べてみましたが、味は全然似てませんでした。

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・キャドバリーのチョコレート「99」という名前の由来
イタリアの王は99人の、すご腕ボディガードを従えていました。そのことから、一流のもの、特別な物は「99」と呼びました。
それが「99」チョコレートの名前の起源です。
↓「キャドバリー」のHPに書かれていました。
1-2 昔は「99P」(約160円)だったから

「99」は、昔は「99P」(約160円)で販売されていました。
そのことから「99」と呼ばれたと言われています。
・「99」とアイスクリームヴァンが出てくる「MV」
90年代、流行した「ブリットポップ」の代表的なバンド「Blur」の「Parklife」に「99」と「アイスクリームヴァン」が出てきます。
とても明るいMVで、見ているだけで楽しいです。
90年代のファッションも見られます。
2)ウォールズ社「コルネット」
ヨーロッパで、よく目にするアイスのブランド「ウォールズ」社の、コーンに入ったアイスが「コルネット」です。

ジャイアントコーンみたいな見かけですが、「コルネット」のアイスクリームは、ジャイアントコーンのアイスより、あっさりしています。
「コルネット」にはヴィーガンの商品もあります。
Calling all cornetto lovers! Cornetto Vegan is here for you this Veganuary! #Veganuary #JustOneCornetto pic.twitter.com/KJEbQ1WrHN
— Cornetto (@cornettouk) January 18, 2021
↓このページで、「コルネット」全種類、見られます。
ロンドンのセントジェームズマーケットにあった肉屋の社長「トマス・ウォールズ」が、夏季の売り上げ促進と、従業員の雇用を守るためにソーセージの代わりにアイスクリームを売ることを思いつきました。
第一次世界大戦後にアイスクリーム販売を始めました。
これが「ウォールズ」社のアイスクリームの始まりです。
三輪車でアイスクリームを販売していたそうです。
・「コルネット」が出てくる映画
ビル・ナイと、「帰らない日曜日」主演のジョシュ・オコナーが親子を演じている映画「幸せの答え合わせ」では、コルネットを食べるシーンが出てきます。
「幸せの答え合わせ」はU-Nextで見られます。
3)「アイスローリー」
アイスキャンディーのことをイギリスでは、「アイスローリー」(Ice-lolly)といいます。

4)ウォールズ社「マグナム」
「マグナム」も「ウォールズ」社のアイスクリームです。

どこのスーパーマーケットでも販売されています。
日本の「パルム」みたいな感じです。

5)「ベン&ジェリーズ」

「ベン&ジェリーズ」のアイスは、よく見るので、「ベン&ジェリーズ」はイギリスの会社だと思っていました。
アメリカの会社でした。
「フェアトレード」認証されているアイスが多くなってきました。
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