映画「ファクトリーウーマン」男女平等を求めて闘った女性労働者

ファクトリーウーマン

1960年代後半、ロンドンの「フォード」の工場で働いていた女性たちが「女性」だというだけで、「男性」より下の扱いをされることに怒り、ストを起こしました。

「男女同一賃金」運動のリーダーに任命されたリタは、イギリス中を周り、演説し、女性たちの共感を得ていきます。

この出来事を基にした映画が「ファクトリーウーマン」です。

映画のあらすじ、感想と、「フォード」の工場があった町「ダゲナム」が、現在どうなっているか?をお伝えします。

目次

1)「ファクトリーウーマン」概要

公開年2010年(イギリス)
※日本では、劇場未公開
原題MADE IN DAGENHAM
上映時間114分

2)「ファクトリーウーマン」 キャスト

・主人公リタ(サリー・ホーキンス)

「シェイプオブウォーター」、「パディントン」等 出演作多数。

2022年 秋公開予定の映画「スペンサー ダイアナの決意」原題:「Spencer」では、ダイアナ妃のドレッサーを演じています。

↓「スペンサー ダイアナの決意」の公式HP

https://spencer-movie.com/#

・リサ (ロザムンド・パイク)

ロザムンド・パイクは「ゴーンガール」で、一躍有名になりました。アクションコメディー「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」、「しあわせはどこにある」、「海賊じいちゃんの贈り物」、主演作「パーフェクトケア」など多ジャンルの映画に出演しています。 

・リタの夫 エディ(ダニエル・メイズ)

人気ドラマ「ライン・オブ・デューティー」、映画「フィッシャーマンズ・ソング」など。

3)「ファクトリーウーマン」 あらすじ


ファクトリー・ウーマン (字幕版)

※労働組合員のアルバートは「女性が、女性だという理由だけで、男性より下の扱いをされるのは、おかしい。終わらせなければならない」と考えている、珍しい男性です。

「ファクトリーウーマン」は「U-NEXT」で見られます。

4)「ファクトリーウーマン」 感想

この映画に出てくる男性のほとんどが、女性を下に見ていました。リタの息子の、体罰教師にいたっては、リタたちの学歴に関してまで、ひどい言葉を浴びせました。

「サリー・ホーキンス」は、こういう強い役が似合っています。

「女性の権利」のために闘った女性の映画を見ると、「強いなあ。私は全然、声を上げられてない」と思います。

60年代のファッションやインテリアも見られる映画です。

5)舞台になった「ダゲナム」 今、どうなっている

ロンドンの東の外れにある「ダゲナム」は、フォードが工場を閉鎖したのに伴い、ほかの企業も撤退し、活気を失いました。最盛期、フォードでは、四万人もの人が働いていて、コミュニティの中心になっていました。

ロンドンの住宅価格が急騰する中、移民がダゲナムの住宅を購入し、町は急速に変化しました。

「グレーターロンドン」の中でも、住宅価格が一番安いエリアだったので、移民たちが住宅を購入したのです。

現在というか、この「Chavs 弱者を敵視する社会」という本からの情報なので、少しだけ古い情報になります。(イギリスでは2011年に発売された本です)

チャヴ 弱者を敵視する社会 [ オーウェン・ジョーンズ ]

価格:2,640円
(2022/1/24 19:28時点)
感想(0件)

6)「ファクトリーガール」好きな方に、おすすめの映画、本

6-1「未来を花束にして」

女性参政権を求めて闘った女性たちの実話を基にした映画です。

6-2 「彼女たちの革命前夜」

女性が「性的に’モノ’化」され、評価されることに反対し、「ミス・ワールド」大会妨害を決行した女性達の実話を基にした映画「彼女たちの革命前夜」原題「Misbehaviour」。

2022年6月に日本公開されます。

↓あらすじ、感想は、こちらの記事をどうぞ。

「女性蔑視」「人種差別」50年前の実話を基にしたイギリス映画「Misbehaviour」あらすじと感想

6-3「Silence is not an option」(洋書)

実兄を人種差別主義者に殺害され、ネルソン・マンデラに励まされ、家族で人種差別撲滅運動をしたStuart Lawrenceの著作。

2022年4月 発売です。

おすすめの自己啓発、ノンフィクション【洋書】「自信を持つことの大切さ」「Silence is not an option」

kiki

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ABOUT US

バルサlillyingermany
山奥の米農家長女。27歳で初めてパスポートを作って台湾へ。ヨーロッパは、「別の世界」だと思っていました。日本で英語を使う仕事した後、ワーホリ申し込み不可の年齢になってからイギリス語学留学。 その後、スイスでworkaway(自分で探して手配したから無料)とヨーロッパ旅行。その後、ドイツで一年半生活。ドイツ一年目は、イギリスに10回渡航。 趣味は「イギリスが舞台の映画、ドラマを見る」、「知らない街散策」、「読書」etc。イギリスが好き過ぎて、「イギリスが舞台の映画」をたくさん見ているので、「この映画の、この場面で、△△が出てくる」など詳しくなりました。ブログで紹介している映画、ドラマは99%、自分が見たものです。 サステナブルな暮らし開始。(少しずつ)。通信制大学で社会学を勉強し始めました。 ブログは私が「行ってみた」「使ってみた」等、経験を基に書いています。「なんでもやってみてから納得するタイプ」です。