「イギリス」 コロナウイルス「Tier」(ティア)システムとは?

イングランドでコロナウイルスの感染者数、行動の制限を分かりやすく示すために去年(2020年)の10月16日から適用されている「Tier」(ティア)システム

ニュースで「Tier2」「Tier4」…と、よく出てきます。

「Tier」は「段」という意味です。

「Tier」システムは具体的に、どういう制限内容なのかを書きます。

参照: https://www.gov.uk/government/publications/tier-posters-medium-high-and-very-high

イラスト入りなので分かりやすいです。

「ロックダウン」の期間、規則、時系列については、こちらの記事をどうぞ。

「イギリス」 「コロナウイルス」三回の「ロックダウン」規則と期間 いつからいつまで?時系列で追う

ロックダウンの記事と同じように、こちらの記事では「イングランド」について書いています。

目次

1)用語解説

「Tier」のニュースには、よく「サポートバブル」(支援の安全圏)という言葉がよく出てきます。

「サポートバブル」とは

・単身者または18歳未満の子どもがいる一人親が対象

・孤独感を和らげるのが狙い

・サポート・バブル内の人は全員、同世帯者と同じように暮らせる。互いの家で一緒に過ごすことが出来、2メートルの距離を取る必要はない

「シヴィル・パートナーシップ」とは

「シヴィル・パートナーシップ」とは、親戚同士では、ない二人が結べる、結婚と同様の法的な関係です。同性カップル間だけで始まった、この制度でしたが、イギリスでは2018年に異性カップルも、この関係を結ぶことが出来るようになりました。

2)「Tier1」(ティア1)制限内容

「Tier1」midium

事柄内容
社交、人との面会・屋内、屋外で友達と会ってもよいが、最大6人まで。
(サポートバブルは、人数に含まない)
バー、レストラン・店内飲食可。
(ラストオーダーは午後10時、午後11時までに閉店)
ノンエッセンシャルショップ
(衣料品店、書店など)
営業可
仕事、出勤・在宅勤務が可能な人は、出来るだけ在宅勤務をするように。
教育・小学校、中学校、高校、専門学校、大学全て開いている
ジムやボルタリングスタジオ・営業可
映画館や劇場・営業可
ホテルなどの宿泊施設・営業可
外泊・家族、サポートバブル共に外泊可能。(最大6名まで)
結婚式と葬式開ける
☆結婚式、シヴィル・パートナーシップの式
 招待客 最大15名まで
☆葬式
 参列者 最大30名まで
教会・開放
(ただし、6名以上と交流しては、ならない)
移動・徒歩か自転車を推奨
 
・公共交通機関は、事前に計画し、混む時間帯は避ける

 ☆避けるべきこと
・同所帯、サポートバブル以外との車の乗車
・必要な出勤や教育以外の目的での「Tier3」エリア内への移動
スポーツ、音楽などの
大型イベント
☆開催のための規則
・屋外開催
 収容人数を50%までに制限もしくは屋外開催 収容人数4,000名まで
 (どちらか人数が少ない方)
・屋内開催
 収容人数を50%までに制限もしくは屋外開催 収容人数1,000名まで
 (どちらか人数が少ない方)

3)「Tier2」(ティア2)制限内容

「Tier2」high

「Tier1」からの変更箇所に、色を付けています。

事柄内容
社交、人との面会屋内では他世帯との面会禁止
・屋外で友達と会ってもよいが、最大6人まで。
(サポートバブルは、人数に含まない)
バー、レストランアルコールのみを提供するバーやパブは閉鎖
 アルコールの提供は食事と一緒の場合のみ許可

(ラストオーダーは午後10時、午後11時までに閉店)
ノンエッセンシャルショップ
(衣料品店、書店など)
営業可
仕事、出勤・在宅勤務が可能な人は、出来るだけ在宅勤務をするように。
教育・小学校、中学校、高校、専門学校、大学全て開いている
ジムやボルタリングスタジオ・営業可
映画館や劇場・営業可
ホテルなどの宿泊施設・営業可
外泊・家族、サポートバブル共に外泊可能。(最大6名まで)
結婚式と葬式開ける
☆結婚式、シヴィル・パートナーシップの式
 招待客 最大15名まで
☆葬式
 参列者 最大30名まで
教会・開放
(同世帯者、サポートバブル以外との交流禁止)
移動・徒歩か自転車を推奨
 
・公共交通機関は、事前に計画し、混む時間帯は避ける

 ☆避けるべきこと
・同所帯、サポートバブル以外との車の乗車
・必要な出勤や教育以外の目的での「Tier3」エリア内への移動
スポーツ、音楽などの
大型イベント
☆開催のための規則
・屋外開催
 収容人数を50%までに制限もしくは屋外開催 収容人数2,000名まで
 (どちらか人数が少ない方)
・屋内開催
 収容人数を50%までに制限もしくは屋外開催 収容人数1,000名まで
 (どちらか人数が少ない方)

「Tier1」との違い

・屋内で同世帯の人以外との面会が禁止になった

・アルコールのみを提供するバーやパブは閉鎖、レストランでのアルコール提供は食事と一緒の場合のみ可能

・大型イベントの収容人数の変化

4)「Tier3」(ティア3)制限内容

Tier3 (very high)

「Tier2」からの変更箇所に、色を付けています。

事柄内容
社交、人との面会・屋内では他世帯との面会禁止
・屋外で友達と公園などの公共の場で会ってもよいが、最大6人まで。
(サポートバブルは、人数に含まない)
バー、レストラン店内飲食は禁止、持ち帰りとデリバリーのみ
ノンエッセンシャルショップ
(衣料品店、書店など)
・営業可
仕事、出勤・在宅勤務が可能な人は、出来るだけ在宅勤務をするように。
教育・小学校、中学校、高校、専門学校、大学全て開いている
ジムやボルタリングスタジオ・営業可
 ただし、グループレッスンは開けない
映画館や劇場閉鎖
ホテルなどの宿泊施設・閉鎖(例外の施設を除いて)
外泊・家族、サポートバブル共に外泊可能。(最大6名まで)
結婚式と葬式開ける
☆結婚式、シヴィル・パートナーシップの式
 招待客 最大15名まで
 (結婚披露宴開催は禁止)
☆葬式
 参列者 最大30名まで
教会・開放
(教会内での同世帯者、サポートバブル以外との交流禁止)
移動・徒歩か自転車を推奨
 
・公共交通機関は、事前に計画し、混む時間帯は避ける

 ☆避けるべきこと
・同所帯、サポートバブル以外との車の乗車
・自分の地域から出ること
スポーツ、音楽などの
大型イベント
開けない (ドライブインのイベントは開催可)

「Tier2」との違い

・レストランが持ち帰りと配達のみの営業になった

・映画館や劇場が閉鎖

・一部を除いてホテルが閉鎖

・大型イベントが開けなくなった

5)「Tier4」(ティア4)制限内容

「Tier4」(Stay at home) 事実上のロックダウン

「Tier3」からの変更箇所に、色を付けています。

事柄内容
社交、人との面会屋外で他世帯の人1名と公園などの公共の場で会ってもよい
バー、レストラン・店内飲食は禁止、持ち帰りとデリバリーのみ
ノンエッセンシャルショップ
(衣料品店、書店など)
閉鎖
仕事、出勤建築現場、工場勤務など、「出勤」が必要な仕事以外、在宅勤務すること
教育・小学校、中学校、高校、専門学校、大学全て開いている
ジムやボルタリングスタジオ閉鎖
映画館や劇場・閉鎖
ホテルなどの宿泊施設・閉鎖(例外の施設を除いて)
外泊禁止
結婚式と葬式条件付きで開ける
☆結婚式 6名まで
☆葬式  30名まで
教会・開放
(教会内での、同世帯者、サポートバブル以外との交流禁止)
移動・必要な出勤や教育以外の目的での外出、移動禁止
・「Tier4」エリア外からの「Tier4」への侵入
・「Tier4」エリア内から他Tier内への移動
スポーツ、音楽などの
大型イベント
・開けない

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ABOUT US

バルサlillyingermany
山奥の米農家長女。27歳で初めてパスポートを作って台湾へ。ヨーロッパは、「別の世界」だと思っていました。日本で英語を使う仕事した後、ワーホリ申し込み不可の年齢になってからイギリス語学留学。 その後、スイスでworkaway(自分で探して手配したから無料)とヨーロッパ旅行。その後、ドイツで一年半生活。ドイツ一年目は、イギリスに10回渡航。 趣味は「イギリスが舞台の映画、ドラマを見る」、「知らない街散策」、「読書」etc。イギリスが好き過ぎて、「イギリスが舞台の映画」をたくさん見ているので、「この映画の、この場面で、△△が出てくる」など詳しくなりました。ブログで紹介している映画、ドラマは99%、自分が見たものです。 サステナブルな暮らし開始。(少しずつ)。通信制大学で社会学を勉強し始めました。 ブログは私が「行ってみた」「使ってみた」等、経験を基に書いています。「なんでもやってみてから納得するタイプ」です。