ロンドンに高層ビルが少ない理由。面白い愛称の高層ビル群「ガーキン」etc

ロンドン 高層ビル

ロンドンの「City」と呼ばれる金融街には面白い愛称で呼ばれているビルがあります。とても面白い名前なので、ご紹介します。

「ロンドン」に高層ビルが少ない理由も。

目次

1)ロンドンに高い建物が少ない理由

ロンドンは世界の他の大都市に比べて高層ビルが少ないです。

↓世界の大都市の高層ビルの数

大都市高層ビルの数
ニューヨーク200以上
ドバイ148
上海126
ロンドン33

ロンドンは、世界の他のロンドンで高いビルを建てる時は、いくつかのルールがあるそうです。

1ー1 厳しい建築規則

高層ビル建築の許可を得るためには、厳しい規則に沿わなければいけません。

たとえば、耐風性、耐震性。高層ビルに住居エリアがある場合は、火災発生時、住民が速やかに逃げられるようになっていること。

建築設計は、とても大切です。なぜなら、このような建物に、もし欠陥があったら、大きな事故、波紋のきっかけになってしまうからです。

イギリスには歴史的な建物があるエリアがあり、それらのエリアを保護することは高層ビル建築許可より優先されます。

1-2 歴史的な建物の景観を守っている

セントポール

かつて、ロンドンで一番高い建物だったセントポール大聖堂。

その姿はロンドン中から見ることができました。

ロンドン大火で焼け落ちたセントポール大聖堂はクリストファー・レンの設計により、再建されました。

その後、ドイツ軍による空襲(The Blitz)で被弾しましたが、焼失を免れました。

8つの地点からのセントポール大聖堂の眺望を守る規則があります。

8つの地点は、グリニッチパーク、ケンウッドハウス、パーリメントヒルなどです。

プリムローズヒルからの景色
プリムローズヒルからの景色

1964年に「The Post office tower」(高さ189m、BT towerとして知られている。1980年までロンドンで一番高い建物だった)が建設された時、市民から抗議がありました。

BTタワーです。

そのため、ロンドン市は「セントポール大聖堂」「国会議事堂」(House of Parliament)の景観を守り始めました。

2)「ロンドンの高層ビル」 面白い愛称一覧

2-1「The Gherkin」ガーキン(30 St Mary Axe)

おそらく、ロンドンに行かれた方は、この建物を見たことがあると思います。

この建物は形状が「 Gherkin」(ピクルスに使うキュウリ)に似ていることから、こう呼ばれています。

ガーキン
ガーキン

「オフィス」、「レストラン」、「カクテルバー」が入っています。

一般には開かれていないビルですが、39階のレストラン「Helix」、アイリッシュバー「Iris」で展望を楽しむことが出来ます。

「The Gherkin」概要

高さ180m
階数41階
ビル開業日2004年4月
設計Foster + Partners

☆「ロンドン市役所」、「ミレニアム・ブリッジ」と同じ「ノーマン・フォスター」の設計です。

2-2「The Wakie-Takie」ウォーキー・トーキー (20 Fenchurch Street)

「20 Fenchurch Street」はロンドンで一番高い場所にある庭園「Sky Garden」が入っているビルです。

ウォーキートーキー
一番右側の建物が「The Wakie-Takie」

「The Wakie-Takie」は「小型無線機」の意味です。

このビルの形が「小型無線機」に似ていることから、こう呼ばれています。

「Sky Garden」は入場無料ですが、予約が必要です。

ホームページから予約できます。https://skygarden.london/

「Sky Garden」にはレストランとバーがあり、そちらも予約が必要です。雰囲気が良いのでデートに向きの場所だと思います。

「The Wakie-Takie」概要

高さ160m
階数34階
開業年2014年
設計者Rafael Viñoly
(ウルグアイ人建築家)

2-3「The cheese grater」チーズグレーター(The Leadenhall building)

独特の、傾斜した形から「チーズグレーター」(チーズ削り機)と呼ばれるビルが「The Leadenhall building」です。

ロンドンで最も古い通りの一つである「Fleet Street」からの「セントポール大聖堂」の景観が悪くならないように、このような形状をしています。

この形状にすることによって、「The Leadenhall building」は建設を許されました。

ロンドンで高いビルを建てる時は、いくつかの概要があるそうです。

かつてロンドンで一番高かったセントポール大聖堂の景観を守るため、大聖堂の周りに高層ビルを建てることは禁止されています。

1964年に「The Post office tower」(高さ189m、BT towerとして知られている。1980年までロンドンで一番高い建物だった)が建設された時、市民から抗議がありました。

そのため、ロンドン市は「セントポール大聖堂」「国会議事堂」(House of Parliament)の景観を守り始めました。

「The Leadenhall building」概要

高さ225m
階数39階
開業年2014年

3)テムズ川南側の近代的なビル

3-1「The shard」(ザ・シャード)

「ザ・シャード」は「ロンドン・ブリッジ」にある、イギリスで一番、ヨーロッパでは6番目に高い建物です。

https://www.the-shard.com/

「shard」は「(ガラスなどの)破片)」という意味です。

このビルには「オフィス」、「居住スペース」、「飲食店」、「シャングリラホテル」、「展望台」が入っています。

「The Sharad」展望台からの景色

シャードからの風景
シャードからの景色

展望台の入場料は通常 £32(約4,410円)、14日前までに予約すると£25(約3,450円)~です。

「The Shard」概要

高さ309.6m
階数96階
(一般人が入れるのは72階まで)
展望台の開業日2013年2月
設計者Renzo Piano(関西国際空港の設計も手掛けた
イタリア人建築士)

映画「パディントン」の、パディントンを家族として向かい入れたブラウン一家のお父さんは、「The Shard」にオフィスがある企業で働いています。

勇気をもらえる映画「パディントン」ロケ地に2020年 行ってみた

「バラマーケット」から徒歩5分です。

こちらの記事もどうぞ。「バラマーケット」(Borough Market)ロンドンブリッジ散歩

3-2「ロンドン市役所」

「ロンドン市役所」も「London Bridge」にあります。

ガラスに覆われ、丸みを帯びた、この建物は様々な物体に例えられます。

例えば…「玉ねぎ」、「ダースベイダーのヘルメット」、「ワラジムシ」など。

空調には地下水を利用、地下水はトイレで再利用されるというエコフレンドリーな市役所です。

建物の一部は平日 午前8:30から午後5:30まで一般公開されています。

暖かい時期、建物の外ではストリートパフォーマーの演技を見ることが出来ます。

「ロンドン市役所」概要

高さ45m
開業年2002年
設計Foster&Partners

☆「ガーキン」、「ミレニアム・ブレッジ」と同じ「ノーマン・フォスター」の設計です。

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ABOUT US

バルサlillyingermany
山奥の米農家長女。27歳で初めてパスポートを作って台湾へ。ヨーロッパは、「別の世界」だと思っていました。日本で英語を使う仕事した後、ワーホリ申し込み不可の年齢になってからイギリス語学留学。 その後、スイスでworkaway(自分で探して手配したから無料)とヨーロッパ旅行。その後、ドイツで一年半生活。ドイツ一年目は、イギリスに10回渡航。 趣味は「イギリスが舞台の映画、ドラマを見る」、「知らない街散策」、「読書」etc。イギリスが好き過ぎて、「イギリスが舞台の映画」をたくさん見ているので、「この映画の、この場面で、△△が出てくる」など詳しくなりました。ブログで紹介している映画、ドラマは99%、自分が見たものです。 サステナブルな暮らし開始。(少しずつ)。通信制大学で社会学を勉強し始めました。 ブログは私が「行ってみた」「使ってみた」等、経験を基に書いています。「なんでもやってみてから納得するタイプ」です。