映画「パディントン」(Paddington)を観たことがありますか?
私は、一回目観た時はピンときませんでした。
しかし、ちゃんと観てみたら、声を出して笑えるし、ロンドンの風景がたくさん出てくるので、何回も観ています。
出演しているのがイギリス人俳優ばかりなので、イギリス英語学習に役立ちます。ロンドンの「Paddington」ロケ地と共にストーリーを追います。
・映画を見て声を出して笑いたい方
・ロンドンの景色を見たい方
・イギリス英語を聞きたい方
・新しいことに挑戦する勇気をもらいたい方
目次
☆「パディントン」あらすじ
ペルーのジャングルで暮らしていたパディントン。かつて、ペルーにやって来て熊たちと交流したイギリス出身の探検家がいた。パディントンは、自分の帽子と一緒に「ロンドンに来たら案内するよ」という言葉を残した彼を頼って、ロンドンへ向かった。
1)映画「パディントン」ここがお勧め
1-1「パディントン」出演俳優は実力派イギリス人俳優ばかり
「パディントン」出演俳優はブラウン一家のお父さん「ヒュー・ボネヴィル」を始め、実力派イギリス人俳優ばかりです。
・ブラウン一家のお母さんは「シェイプ・オブ・ウォーター」の「サリー・ホーキンス」です。
・ブラウン家に住んでいる、親戚のバード夫人は「ハリー・ポッター」シリーズのロンのお母さんや、数多くのイギリス映画で母親役をしている「ジュリー・ウォルターズ」。
そして、「パディントン」の声は「ベン・ウィショー」が担当しています。
「イギリスの映画だから当たり前だろー」と突っ込まれそうなのですが、ニコール・キッドマン以外イギリス人じゃないか?というくらいイギリス人俳優ばかり出演しています。
さすがの実力派俳優たち。コミカルな演技も、すごく上手くて、わざとらしくないんです。
声を出して笑わせられます。
1-2 新しい環境に挑む、ペルーから来たパディントンに励まされる
ペルーのジャングルから探検家を頼って、一人、大都会ロンドンに、やって来たパディントン。何度となく、彼を苦難が襲います。
人間でさえ、新しい環境で生活するのは大変なのに、奮闘するパディントンに励まされます。

1-3 ロンドンの景色が見られる
冒頭からロンドンの名所を周ってくれ、ロンドンの景色を見られます。

2)映画「パディントン」のロケ地と共にストーリーを追う
2-1「タワー・ブリッジ」
コンテナ船の中で袋の中に隠れていたパディントンは、船がイギリスに着いた後、トラックに積まれます。
タワー・ブリッジを通ります。


2-2 「パディントン」駅
トラックが着いたのは「パディントン」駅です。
「パディントン」駅の外観は実際の「パディントン」駅では、なくて、パディントン駅から二駅のBakerloo line 「Marylebone(マリルボーン)駅」が使われています。

そこで、「ブラウンさん一家」と出会います。
「パディントン」は熊の発音の名前は持っていましたが、人間には分からなかったので、「パディントン」と名付けられました。
2-3「パディントンが住んだ、ブラウンさん一家の家」
ブラウンさん一家は「ノッティングヒル」に住んでいる設定ですが、実際に撮影に使われた家は「プリムローズヒル」の「Chalcot crescent」にあります。

※ crescentとは、「三日月形に並んだ住宅の列」のことです。イングランド南西部BathにあるRoyal crescentが有名です。
ニコール・キッドマンが、赤い電話ボックスに入って、「ブラウンさん一家」を見張っているシーンがありますが、その場所に電話ボックスは、ありませんでした。



撮影のために設置されたようです。
プリムローズ・ヒルについては、こちらもどうぞ。
ロンドン セレブが住むエリア プリムローズ・ヒル 映画「パディントン」ロケ地
余談ですが、この「Chalcot crescent」は、三浦春馬さんが「ポール・スミス」のアンバサダーをされていた時にロンドンで撮影した、宣伝用の映像でも撮影に使われていました。
2-4「ブラウンさん一家の最寄り駅」
ブラウンさん一家の最寄り駅「Westbourne oak」駅となっていますが、これは架空の駅です。
Hammersmith&City lineの「Westbourne park」駅と隣駅の「Royal oak」駅を合わせた名前だと思われます。
ブラウンさん一家は「ノッティングヒル」に住んでいる設定で、この二つの駅は「ノッティングヒル」に近いです。
「Westbourne oak」駅の外観撮影はBakerloo line 「Madia vale」駅が使われています。

内観の撮影はJubilee lineの「St.John’s wood」駅が使われています。
どことなく、クラシックな雰囲気が素敵です。
パディントンが犬を抱いて下ったエスカレーターが、こちらです。

2-5ポートベローマーケットにあるアンティーク店「Alice’s」
パディントンがおじさんから譲り受けた帽子の元の持ち主、ロンドンからペルーに来た探検家のことを調べるために、ブラウンさんの友人が営むアンティーク店「Alice’s」に向かいます。


こちらの記事もどうぞ。
2-6「地理学者協会」
パディントンの帽子の持ち主の探検家についてブラウンさんと一緒に訪れた「地理学者協会」(‘Geographers’ Guild’)はジェントルマンズクラブ「The reform club」が撮影に使われました。

この建物は、なんとイギリスの国会議事堂(House of Parliament)をデザインしたCharles Barry がデザインしました。
残念ながら、中に入ることは、出来ません。
映画「TENET」でも撮影に使われました。
2-7 クライマックス「National History Musuam」
ニコール・キッドマン演じるミリセントとの決戦は「National History Musuam」で撮影されました。


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